子宮がんドック
子宮がんドックについて
子宮がんドックでは子宮頚がん検査および子宮・卵巣の超音波検査をおこないます。婦人科の一番基本的な検診となります。
子宮頚がん検査(子宮頚部細胞診ともいいます)
子宮頚がんは若いうちからの検診が有効ながんとされています。理由としては比較的若い人でも発症する病気であること、早期発見した場合の治癒率が高いこと、前がん病変(今後がんになるかもしれないという状態のこと)の期間が長く、病変が出現して数年経ってからがんになる病気であること、などがあげられます。前がん病変でみつけられれば、治療することは難しくないですし、この状態は経過が長いのですぐに治療をする必要がないことも多いです。
検査方法は子宮の入口をブラシでこすることでおこないます。腟を広げる機械(腟鏡)をいれて子宮の入り口を視認する必要がありますが、この腟鏡をいれるときにすこし苦痛を感じるかもしれませんので、ゆっくり丁寧に操作します。こする痛みはほとんどありません。
子宮・卵巣超音波検査
子宮や卵巣の様子を超音波(エコー)で観察します。腟から筒状のエコー器具(経腟プローベ)をいれて子宮および卵巣をうつしだします。子宮筋腫や子宮腺筋症、卵巣のう腫などの有無がわかります。病気がみつかった場合には、手術が必要なのかを、病気の種類、大きさ、症状から判断します。手術しないで経過観察となることも多いですが、その場合には経過観察の期間(1~12ヶ月毎)やその間の治療(ピルなどのホルモン剤)が必要かどうかなどを説明します。
超音波検査で子宮内膜症という病気がみつかることがありますが、こちらの疾患は低用量ピルの服用をすることで病気の進行を防ぎ、将来の慢性下腹痛や性交痛、不妊症などを予防できる可能性があります。
超音波検査は1年に1度くらいのペースでうけておくと安心です。
